福岡 女性のための整体院みもざです
理学療法士として約14年病院勤務後、女性専門の個人サロンにて6年働いています
今回は女性の妊娠中から産後はどのように身体は変化するかについて書いていきたいと思います。
三つに分けて
①ホルモンの影響
②インナーマッスルの変化
③脂肪や血液量が増える
今回は
①ホルモンの影響についてお話ししたいと思います
ホルモンの影響
妊娠とともにお母さんの身体は様々なホルモンのバランスの変化が起こります
エストロゲンやプロゲステロンは子宮の筋肉を緩めるたり肥大させたりする役割があります
リラキシンは靭帯、関節を緩めるなどの役割があり妊娠3ヶ月から産後2.3日にかけて胎盤から分泌され骨と骨を結合している靭帯を緩めます
この作用は出産時に赤ちゃんが骨盤をスムーズに通るために必要ですが骨盤周りの靭帯が緩んでしまい骨盤周囲が不安定になりやすくなります
そのため、妊娠中に腰痛や股関節痛、恥骨部の痛みなどが起こることがあるのです
妊婦さんの7割が何かしらの痛みの訴えがあります
しかし、このホルモン(リラキシン)の影響で靭帯など緩んでも痛みが出ない方もいます
痛みがある方とない方の違いは骨盤の大きな左右差がないこと言われています
妊娠前からの姿勢も影響することもあるかもしれませんね
私自身も三人目の妊娠中に股関節痛と恥骨痛がありました
理学療法士として体の勉強を数十年していても
産前産後の知識がないとうまく対応することができないこともあります
妊娠してるから仕方ないと思わず原因がはっきりするとケアや対応できることがあることを知ってほしいと思います
妊娠中や産後の不調がある方は専門家に相談してケアしてもらうことがいちばんの近道ではないかと思います
産前産後の体の変化の知識やケア方法を専門としている理学療法士がいることを知ってほしいと思います
福岡市内にも産前産後ケアを専門としている理学療法士がいますので検索してみてください